記念誌制作・社史づくりのノウハウが分かる物語イメージ

【登場人物】
山田和夫……都内の企業に勤める28歳のサラリーマン。営業部に所属している。創立50周年に向けた記念誌制作担当者に任じられた。
岡本雄介……42歳男性。かつて編集プロダクションに勤めていたが、脱サラして喫茶店のオーナーに。マスターとして店に立つ毎日を送っている。

記念誌制作物語:第一五回 記念誌づくりスタート!-10

2016/10/31

「お話しは承知しました。ご依頼いただいた際には、こちらの作業はインタビューや原稿の作成などが中心になるということですね」
「はい。あと編集的な実作業は僕がやることになると思うんですが、作業を進める上で編集に関するご相談にのっていただけると助かるのですが、そういうこともお願いできますか?」
「こちらは構いませんよ」

このようなやり取りの後、後日、石川が見積もりを送り、それを山田と彼の上司が確認して正式に依頼するかどうかを検討することになった。

山田が帰った後、「何かかけようか?」と岡本が尋ねた。

「そうですね。『Moanin’』ありますか? 山田さんの話を聞いていたら、思い出しちゃいましたよ。昔、岡本さんが『Moanin’』のコールアンドレスポンスの話をして、私に対談の企画をやらせるように仕向けたのを――」
「そんなことあったっけ?」

音楽イメージ

「もしかして、今回の話も岡本さんが仕向けたんじゃないですか?」
「さぁね」

岡本の店で「Moanin’」のファンキーなテーマが鳴り響いている頃、山田は最寄り駅までの夜道を笑みを浮かべながら軽い足取りで歩いていた。

【著者プロフィール】
本間 幹(ほんまもとき)/「本間制作室」の編集、ライター担当。1973年、東京都生まれ。大学卒業後、出版社、広告制作会社勤務を経て、2006年、編集プロダクション入社。旅行誌、情報誌を中心にディレクション、編集、取材、執筆業務に従事する。2011年に編集プロダクション「本間制作室」立ち上げ。現在、ビジネス誌や記念誌・社史の制作に携わる。

⇒クリックで、本間制作室の記念誌制作サービスのご案内ページへ

■記念誌物語タイトル一覧へ   « | »